19 両耳装用
耳のように左右で対をなす器官は、左右のバランスがとても大切です。大勢の人がいる場所や騒音の多い場所での会話など、片方の耳だけでは聞き取りにくい状態も、両方の耳で聞くと解消される場合が多いです。
さらに、片耳装用のときより利得が小さくて済むので、耳にやさしい音で聞くことができます。
また、耳には危険を察知する役割もあります。たとえば右耳だけで聞いている場合、左側から来る車の音は分かりにくいです。両耳装用であれば音の方向がつかみやすく、危険回避に役立ちます。
ただし、補聴器の両耳装用の効果はお客様の耳の状態により異なります。お買い求めのお店にご相談ください。