1 安全上/使用上のご注意
本製品は医療機器認証を取得した製品ではありません。
以下の事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、お使いになる人や他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。誤った取り扱いにより生じるおそれがある内容を「警告」、「注意」の2つに区分しています。いずれも安全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
絵表示の例
図の中に具体的な禁止内容が表記されることがあります。
禁止内容 | 指示内容 |
表示 | 表示の意味 |
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警告 | 誤った取り扱いをしたときに、死亡または重傷などを負う可能性が想定される内容です。 |
注意 | 誤った取り扱いをしたときに、人が傷害を負う可能性および物的損害が想定される内容です。 |
■植込み型医療機器をご使用の方へ
警告
本機は電波を発します。植込み型医療機器(植込み型心臓ペースメーカー、植込み型除細動器)を使用している方は、植込み部位に対して本機を密着させない。 植込み型医療機器に異常が生じることがあります。火災、故障の原因となります。 |
■一般的な取り扱いについて
警告
火中への投入はしない。 破裂するおそれがあります。 |
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分解しない。 |
注意
大きな音で聞き続けない。 大きな音で聞き続けたり、本機からハウリングのピーピー音が発生する状態で使用し続けると聞こえを悪くするおそれがあります。連続して長時間のご利用は控えるようにしてください。 |
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耳の形状に合わないイヤチップを使用しない。 イヤチップのサイズが耳にあっていないと、ハウリングのピーピー音が発生する場合や、よく聞こえない場合があります。 |
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本機を飲み込まない。 乳幼児、または誤って口に入れてしまいそうな方の手の届くところに本機を保管しないでください。本機には磁石が内蔵されています。本機を飲み込んだ場合、磁石同士が腸壁を挟んで癒着し、傷病の原因となるおそれがあります。また、窒息などの健康被害のおそれもあります。万一、本機を飲み込んだ場合は、速やかに医師の診察を受けてください。 |
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4か月以上充電をしなかった場合、発熱・発火のおそれがあるため、充電しない、また、使用しない。 長期にわたって保管する場合は、充電が完了していることと、電源がOFFになっていることを確認してから保管してください。また、過放電防止のため3か月に1回程度の充電を行ってください。 |
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運転中に使用しない。 自動車、自転車などを運転しながら本機を使用したり、スマートフォンの表示画面を見たりすることはしないでください。交通事故の原因となります。 |
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外マイクの音口に触れない。 補聴モードの状態で外マイクに触れますと、大きなガサガサ音が発生します。大きな音を聞き続けると聞こえを悪くするおそれがあります。 |
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本機を他人がパーソナライズを行った状態のまま使用しない。 音量は、パーソナライズした人に最適な設定になります。そのため、耳を傷めるおそれがあります。パーソナライズをInitialize Settingsで初期化してください。 |
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本機を振り回さない。 本機を振り回したり、投げたりしないでください。本機の故障や思わぬけがの原因となるおそれがあります。 |
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機器に強い衝撃、圧力を加えない、高温の環境に放置しない。 暖房器具の近く、炎天下の車内や高温多湿の場所では、液漏れ、発熱、破裂、性能低下の原因になりますので、使用、放置、保管しないようにしてください。 |
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USB端子キャップを外した状態で、水をかけたり、濡れた手で触れない。 | |
水に濡らした状態で充電しない。 | |
充電中は周囲に可燃物を置かない。 就寝中に枕元で充電していると、発火した場合にやけどの危険があることに加え、周囲にふとんなどの可燃物が多いために大変危険です。 |
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破損したイヤチップを使用しない。 イヤチップが本機から外れて耳の中に残るおそれがあります。 |
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ストリーミングモードで、長時間大音量で使用しない。 耳を傷めるおそれがあります。音量調整の目安としては、ストリーミングモードで普通に話した自分の声が聞こえるようにしてください。 |
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ケーブルを首にかけるときは、何かに引っ掛けないように注意する。 思わぬけがの原因となるおそれがあります。 |
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かゆみやかぶれに注意する。 体質によって、かゆみ・かぶれを生じるおそれがあります。皮膚に異常を感じたときは本機の使用を中止し、医師にご相談ください。 |
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パーソナライズは静かな環境で行う。 周囲が騒がしい環境でパーソナライズを行うと、不適切なパーソナライズ設定となり、耳を傷めるおそれがあります。 |
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PSE マークがあるAC アダプタやモバイルバッテリーなどで充電する。 PSE マークがないAC アダプタやモバイルバッテリーなどで充電すると、感電する可能性があります。 |
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異音がする、煙が出ている、熱くなっている、変な臭いがするなど、いつもと違う異常を感じたら使用を中止する。 そのまま使用し続けると、発火の可能性があります。 |
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安全性が確認されたUSB ケーブルを用いて充電する。 安全性が確認されていないケーブルで充電すると、本機が発熱、発火、破裂するおそれがあります。 |
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イヤチップがイヤホンに正しく取り付けられていることを確認する。 イヤチップが正しく取り付けられていない場合、耳の中で外れるおそれがあります。イヤチップを引っ張り正しく取り付けられていることを確認してください。特に市販のイヤチップの場合は念入りに確認してください。 |
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イヤチップアダプタを正しく取り付ける(「市販のイヤチップの取り付け方」参照)。 イヤチップアダプタが正しく取り付けられていない場合、本機から外れて耳の中に残るおそれがあります。 |
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使用中に痛みを感じたら使用を中止する。 本機を長時間使用した際に、痛みを感じるおそれがあります。痛みを感じた際は、本機の使用を中止してください。 |
■電磁波を発する機器(本機)の使用制限について
注意
MRI検査を行う場合は、本機を検査室に持ち込まない。 本機の金属部が熱くなって火傷をするおそれがあります。また、磁気により本機がMRI装置に吸着されたり、故障したりするおそれがあります。 |
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本機を使用する前に、電子機器または電磁波を発する機器の使用制限がないか確認する。 本機から発生する電波は、電子機器に影響を及ぼすおそれがあります。 |
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航空機では乗務員または航空会社の指示に従い、必要により本機の電源をOFFにする。 |
お使いになる前に
- 使い始めはボリュームを小さめにして、少しずつボリュームを加減してお使いください。
- 耳の治療をしている方、または治療をしたことのある方は、耳鼻咽喉科医師にご相談の上お使いください。
- 快適にお使いいただくために、お使いになる前に耳を清潔にしてください。
- 本機は外観を点検してから装着してください。本機にひび、傷がある場合は使用しないでください。
使用の中止
以下のような症状が現れた場合は本機の使用を中止し、すぐに医師にご相談ください。
- 本機が皮膚に接する部分がかぶれたり湿疹ができたりしたとき。本機の皮膚に接する部分には、炎症を起こしにくい材料を使用していますが、体質によってはまれにかぶれや湿疹を生じるおそれがあります。
- 使用中に耳だれが生じたり、何らかの事情で耳の治療が必要になったりしたとき。
- 以前に比べ、急に耳の聞こえが悪くなったと思われるとき。
- めまいや頭痛が生じたとき。
- 耳の中に痛みが生じたとき。
- 耳鳴りが生じたとき。
本機の取り扱いと保管上の注意
本機を落とさないでください。 本機を落としたり衝撃を加えたりすると、故障するおそれがあります。万一、故障した場合は使用しないでください。 |
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ヘアスプレーや香水などをかけないでください。 本機装着時にヘアスプレーや香水などを使用しないでください。本機が故障するおそれがあります。 |
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磁気カードなど磁気に弱いものを近づけないでください。 本機は磁石を内蔵しています。磁気カードやハードディスクなど、磁気に弱いものを本機に近づけないでください。 |
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強い磁気を帯びたものを触れさせないでください。 本機は強い磁気を帯びたものに接触すると、故障するおそれがあります。強い磁気を帯びたものを触れさせないでください。 |
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水に濡らさないでください。 本機は水に濡れると故障するおそれがあります。取り扱いは必ず乾いた手で行ってください。入浴時、洗顔時は外し、濡れたテーブルの上などに不用意に置かないようにしてください。突然の雨や台風のときも注意してください。また、濡れた状態で充電しないでください。 |
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乳幼児などに触らせないでください。 本機は、乳幼児またはその他誤って口に入れてしまいそうな方の手が届かないところに保管してください。万一、本機を飲み込んでしまったときは、健康被害のおそれがありますので、直ちに医師にご相談ください。 |
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ペットに触らせないでください。 ペットがじゃれて遊んだり、かじったりして、本機を壊すおそれがあります。ペットのいるご家庭では注意してください。 |
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温度や湿度の高い場所で使用または保管をしないでください。 温度や湿度の高い場所で使用または保管をすると、本機が故障するおそれがあります。 |
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結露させないでください。 周辺の温度変化が激しいと内部結露によって故障するおそれがあります。 |
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内部を触らないでください。 内部は特に精巧に作られています。針、ピン、ペン先、楊枝、爪の先などでつついたり、差し込んだりしないでください。本機が故障するおそれがあります。 |
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ケーブルに負荷をかけないでください。 ケーブルを引っ張ったり、折り曲げたりしないでください。本機が故障するおそれがあります。 |
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安全性が確認されたUSBケーブルを使用してください。 安全性が確認されていないケーブルで充電すると本機が発熱、発火、破裂するおそれがあります。 |
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アルコール類と一緒に保管しないでください。 本機にアルコール類が付着した状態で保管しないでください。また、アルコール類を含んだ紙や布と一緒に本機を保管しないでください。故障の原因になります。 |
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正しく装着してください。 イヤチップまたはイヤチップアダプタを正しく取り付けてください(「装着方法」参照)。イヤチップまたはイヤチップアダプタが正しく取り付けられていない場合、本機から外れて耳の中に残るおそれがあります。 |
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水の中に落としたときの対処方法について。 万一、水の中に落としてしまった場合は応急処置をします。まず乾いた布で本機の外側の水分をよく拭き取ります。乾いたタオルなどの上にのせ、水分が切れるようにしばらくおいて乾燥させます。 電子レンジ、食器乾燥機、ドライヤーなどで乾燥させないでください。本機が故障するおそれがあります。 |
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診断・治療を受けるときは本機を外してください。 診断・治療の種類により本機に悪影響を与えるおそれがあります。CTなどX線を使用する検査、マイクロ波治療器など電磁波を利用する機器および、放射線による治療などを行う際は本機を外してください。なおMRI検査を行う場合は、本機を検査室に持ち込まないでください。 |
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電波を発する他の機器への影響について。 本機は2.4 GHz帯の周波数を使用します。この周波数帯では、さまざまな機器が使用されています。場合によっては、他の機器の影響を受けて通信距離が短くなったり、通信が切断したりします。本機の使用に支障がある場合は、周囲でお使いのBluetooth機器、無線LAN機器のいずれかの使用を中止してください。 |
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お手入れをしてください。 本機は月に1回以上、柔らかい布で乾拭きしてください。イヤチップは乾拭きできれいにならない場合、水で丸洗いしたり、アルコール入りのウェットティッシュで拭いたりしても構いません。 |
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衝撃、振動を加えないでください。 本機は精密な電子機器のため、衝撃や振動の加わる場所、または加わりやすい場所での使用・保管は避けてください。 |
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本機の廃棄方法について。 本機の廃棄方法は、お住まいの自治体へお問い合わせください。本機にはリチウムイオン電池が内蔵されています。 |
電波に関する注意事項
- 本機は電波法に基づく「2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム」の無線設備として、工事設計の認証を受けた部品を採用しています。
- 本機の使用周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療用機器のほか工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が使用されています。
① 本機を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。
② 万一、本機から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉(混信など)が発生した場合には、本機の電源をOFFにして、弊社営業部にお問い合わせください。
③ その他、本機から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、弊社営業部にお問い合わせください。
- 本機を使用するときには無線局の免許は必要ありません。
- 本機は日本国内でのみ使用できます。
- 分解/改造などを行うと、法律で罰せられることがあります。
- 本機が操作できないなどの場合は、電波の混信が疑われます。弊社営業部にお問い合わせください。
帯域 | 2.4 GHz帯 | 与干渉距離 | 10 m以下 |
変調方式 | FH-SS | 移動体識別装置の帯域の回避 | 全帯域/回避不可 |
免責事項
- 地震・雷・風水害および火災、第三者による行為その他の事故、お客さまの故意または過失誤用、その他異常な条件での使用により生じた損害に関して、弊社は一切責任を負いません。
- 本機の使用または使用不能から生じる記録内容の変化・消失、事業利益の損失、事業の中断などの付随的な損害に関して、弊社は一切責任を負いません。
- 本書の記載内容を守らないことにより生じた損害については、弊社は一切責任を負いません。